環境の悪化 [テレビ番組]
先日、公共放送で化学物質過敏症という難病に悩む女性について放送していた
ので、ご覧になった方もあるかもしれない。
化学物質過敏症とは、食物や大気、水などに含まれる化学物質に反応して
呼吸困難や、視力の低下など様々な症状が出る病気であるらしいが、現在は、
対症療法以外、治療法がないそうである。
彼女の場合は、十数年前に行った、シロアリ駆除剤がどうも発症の原因のようだが、
当時は、彼女がいくら症状を訴えても、相手にされなかったような奇病である。
さて、症状の進んだ彼女は、化学物質を避け、人里離れた山奥に3年間もテントを
張る屋外生活を続けた結果、最近ようやく症状に改善が見られたようなつてきた
そうである。
しかし、驚いたことに、屋外生活を始める課程で、彼女が移り住んだ、空気が澄み、
そして水清らかにみえる山間の山村でも、やはり、化学物質に汚染されている
そうである。
話は変わるが、この度、アメリカの研究グループが、地球温暖化が現在のレベルで
推移すれば、数十年後には地球の永久凍土が消滅するという、研究成果をまとめる
と聞いた。
生活レベルではない、国や企業のエゴによって、このまま行けば、地球はどんどん
破壊され、オゾン層の破壊と相まって、将来は、生物の住みにくい星になってしまうで
あろう。
僕は、まさに、高度成長期の最中に少年時代を過ごしました。
すでにスモック公害などが叫ばれていましたが、それでも、僕の周辺は、今よりは
遙かに美しい環境が、そして、自然が残っていました。
昔が全て良かったとは、決して言いませんが、環境悪化の話題を聞くにつけ、せめて、
孫子の代にも、住み良い、そして、美しい環境と自然を残してやりたいと思ってしまいます。
お早うございます。
「朝刊ホリゴン」 を読んでから会社へ行くのがすっかり習慣になった今日この頃です。
僕は逆に少年時代を東京の下町で過ごしましたので、あの頃に比べれば、隅田川や荒川など、随分きれいになり驚いています。当時は悪臭漂い、水は真っ黒でひどいものでした。光化学スモッグ注意報などというのもあり、体育の授業が中止になったり・・・ただあの頃、温暖化だの、オゾン層だの、そう言った事は話題にもなっていなかったですね。そういう意味では、ほんの少し、前に進んだのかもしれませんね。今住んでいる地球は、将来住む人達から借りているんだと仰った方がいましたが(誰でしたっけ?)、名言だと思います。
by まめぞう (2006-02-09 06:43)
結局人間がやったのだから、人間しか解決できないのです。
私たちは、いつはじめるのでしょう。
by たいへー (2006-02-09 07:54)
漫画「美味しんぼ」の作者は、日本が汚染されている事に見切りをつけて、豪州タスマニアに移住してしまいました。聞けば同緯度上に汚染源があると、偏西風の影響で全て汚染されてしまうのだそうです。ニッポンの未来は!?
by 内部正明 (2006-02-09 11:34)
数十年ってことは、もう目の前、ですよね。
永久凍土が溶けるほど、ってことは、両極の氷も溶けてしまうんでしょうし、
まさに人類に逃げ場なし…
それでも、人は乗り越えていける、と思いたいものですが。
by 荒井太一 (2006-02-09 12:02)
僕もソレ見ました(笑)
誰にでもなる可能性があるみたいですね…恐ろしや…
by ケンシロウ (2006-02-09 17:59)
この世の中に「人間」が初めからいなければ、この地球という美しい惑星は
永久に動物たちが絶滅に瀕することもなく、平和に暮らし続けることができる
最高の楽園だったのではないか?とふと思うことがあるのは私だけでしょうか?
文明や文化を創造したと同時に、害悪な化学物質や核兵器も創りだしてしまいました。う~ん、どちらがよかったんでしょうね?
by 茶谷昌宏 (2006-02-09 18:36)
田舎移住願望を持っている私ですが田舎でも凍土が溶けての洪水は避けられそうにないですね。
by 川原秀行 (2006-02-09 19:41)
「かけがえのない地球」
このフレーズ、あまり聞かなくなってしまいましたね。
by マルケン (2006-02-09 19:56)
>エルモさん
僕の学生時代は、隅田川はどぶ川でしたが、そんなに前から
ひどかったんですね。初めて知りました。
昭和30年代の富山は、文明から取り残されたような土地柄
でしたね。その分、自然には十分恵まれてましたが。
そうそう、僕の家の前にかって小川があったんですが、子供達と
蛍刈りをしたのを思い出しました。今は、見る影もない一大住宅地
となってしまいました。わずか20年余りの出来事です。
何か、考えていたら寂しくなってきましたよ。
師匠、ところで、お尋ねの作者、サン・テクジュベリでは?
“未来の子供達から借りたもの”という“くだり”だったような。
>たいへーさん
けだし、名言ですな。いったい何時になったら、かけ声だけでなく
本当に始めるのですかね。
by horigon (2006-02-09 22:58)
>内部さん
「美味しんぼ」の作者は、移住してたんですか!驚きました。
それにしても、僕も、そして子供達も、おそらくは、この土地で生まれ、
この土地で人生を終えるのでしょうから、偏西風の風上の国が、
民主化され、真の意味の環境を含めた文明国にならないと、こちらの環境
問題も解決できないんですね。いったい何時になることやら。
>荒井さん
温暖化で水位が上昇しても、最終的には、一握りの人間は
生き残ると思います。
日本が、大海に飲み込まれても、富山島は残ってもらいたい
と思うのは、人間のエゴですね。(笑)
by horigon (2006-02-09 23:14)
>ケンシロウさん
怖い話ですよね。ところで、年齢には関係ないと願いたいですよ。(笑)
>茶谷さん
僕も考えたことはありますよ。人間が文明など覚えず、食物連鎖の中の
一つとして留まっていれば良かったと・・・。
特に、我が家の住人を飼い始めてからスーパーでも生き物は
(貝類、ドジョウなど)買わなくなりました。
少なくとも、自分の手で生き物を殺すのは嫌になって、好きな釣りも
止めてしまいましたよ。変人ですね。
by horigon (2006-02-09 23:29)
>川原さん
生き残れるとすると、相当高地になりますよね。
富山は、“おはら風の盆の八尾”辺りは相当高地です。
あそこに、廃屋を買い取って移住される方、多いみたいですよ。
格安だそうです。(笑)
>マルケンさん
皆さん、自分の周りに火がついて、環境の総論まで手が回らなく
なり始めたのでしょうか?
by horigon (2006-02-09 23:37)
星の王子様ですか!もう一度読んで見ます!
この作品でとても好きな言葉。
「人生には理由なんか無い。ただ前に進む力だけなんだ。」
現在の人類は前に進んでいるのでしょうか?
by まめぞう (2006-02-09 23:41)
>たいへーさん、エルモさん
追伸です。nice!ありがとうございました。
エルモさん、ご購読ありがとうございます。僕も「アナログ新聞」と
「髪切り新聞」は楽しみに購読しています。
by horigon (2006-02-09 23:43)
こんにちは。
森林、サンゴ礁、氷河、地下水、棚氷、生物種、漁獲量、一人当たりの耕地面積などが減少しています。
食料危機、石油枯渇、砂漠の拡大、海浜の大都市圏の水没なども、ほぼ回避不可能の様です。
このような世界を覚悟して、私達は生きてゆく事になるのでしょうね。(^^;;;
びわ、みかん、ポンカン、ツブラジイ、スダジイなどの育苗をはじめました。大きくなるかなぁ。
by 地下水 (2008-10-27 20:06)