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憲法改正? [社会問題]

昨日の新聞一面に「首相、民主に大連立打診」とある。
この見出しを見ただけで、嫌な感じがした。
圧倒的巨大政党が、連立により、一本化したときの民衆の悲惨さを一番よく知っている
はずの日本で、よもや連立は有るまいが、戦前の日中戦争につき進むまでの前兆にも
似て怖い。

最終的な、自民党の狙いは憲法改正であろう。いかに圧勝したからと言って、今のままの
勢力で、憲法改正は不可能だからである。
そもそも、社○民党や日本共○党が主張する、憲法改悪論議がお粗末であったのが問題
である。(社○民党や日本共○党支持者の方、党全体が悪いと言っているわけではない
ので、ごめんなさい)
国民が、経済問題で疲弊し、失業にあえいでいるときに、前の社○民党 土井○○子党首
など、国会論争のさなか、「今度の国会の争点は平和憲法を守ることです」と、のたまって
いた。
そんな、学者的な状況も考えない論議や、日本共○党の、きれい事ばかりの論議には、
正直、皆さん、疲れるのではなかろうか。

僕は、平和憲法を守ることに反対ではない。しかし、憲法を改正できるというのも国民の
権利であるはずで、国民の大多数が望むものであれば、改正はごく自然の流れだと考
えている。
そして、国民が、時代に則して憲法を変えていくのは、むしろ、当然と思っている。

ただし、心配がないわけではない。憲法改正は最終的には、国民の審判を仰ぐことになる
わけであるが、一部の首脳の発案が国会で承認された場合、“マドンナ人気”のように
国民の感情が押し流されてしまう危険性がないでもない。

心配ばかりしていても始まらないが、せめて自分だけは、「憲法改正は?」と問われたとき
のために、最低限の学習をし、自分の意見を述べようと思う。


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コメント 3

荒井太一

憲法だって法律なのですから、時代に即して改正できるのは、
当然だ、と僕も思います。
しかし、源平の昔から、流されやすい国民性なので、
確かに心配ではありますね…
by 荒井太一 (2005-12-10 16:26) 

茶谷昌宏

こんにちは。コメントありがとうございました。
日本人はほんとうにまだまだ未成熟な国民です。
論語に、「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」という言葉がありますが
まさに日本人は後者のほうでしょう。自分の確固たる意見を持たず、周りの意見を伺いながら、付和雷同する国民性は太古の昔から変わりません。
自分の意見をシッカリ持ちつつ、他人と調和する賢い術を磨かねばなりません
by 茶谷昌宏 (2005-12-10 17:35) 

horigon

>荒井さん

憲法は学生時代に少しかじって以来、殆ど条文も覚えていないんで
偉そうなことは言えた義理ではないんですが、普遍の法というのは
無いように思います。

流されやすい血は、自分にももちろん流れているんで、気をつけないと。

>茶谷さん

日本人は、「和をもって尊しとなす」と 聖徳太子が17条憲法の最初に
掲げた言葉を実践しつつ、「強いものには巻かれろ」的な発想も併せ
持つ、不思議な人種かも知れませんね。
良い意味で考えれば、自分のポリシーを持たなかったから、生き延びて
こられたのかも。
しかし、これから国際社会で生き残る為には、自分の国だけ平和だと
いっても世界には通用しないと思います。
それにしても、国際感覚のない首相が、外交重視だといっているんで、
笑ってしまいます。
by horigon (2005-12-10 23:29) 

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